miosn's blog

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ネアンデルタール人は火起こしに黒い粉末を使った?

ネアンデルタール人が火を使っていたのは確かだ。

だが、彼らがどうやって火を起こしていたかは分かっていない。

新たな研究によると、火を起こすのに二酸化マンガン粉末を使っていたらしい。

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フランスのペシュ・ド・ラゼ第一遺跡は約5万年前のネアンデルタール人の遺跡だ。

ここからは真っ黒い二酸化マンガンの塊が大量に出土している。

これまで、これらの塊はボディ・ペインティングに使う顔料だと考えられていた。

 

ライデン大学のマリー・ソレッシらのチームは顔料説を疑った。

煤という簡単な黒色顔料があるのに、わざわざ二酸化マンガンを使うだろうか。

彼女らは二酸化マンガン粉末が発火補助剤として使われたと考えた。

 

実際に薪に二酸化マンガン粉末を振りかけると発火温度が下がることが分かった。

通常の薪を燃やすには350度の温度が必要だが粉末をかけると250度で燃えた。

 

ロマネカイトが避けられ二酸化マンガンだけが選ばれていることもこの説に沿う。