miosn's blog

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魚竜はなぜ恐竜より早く滅びてしまったのか

魚竜は恐竜時代の海に生きたイルカそっくりの爬虫類だ。

恐竜より一足早く後期白亜紀セノマン期末という中途半端な時期に絶滅している。

魚竜の絶滅について新しい研究が出て、ますます謎は深まった。

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魚竜の絶滅は魚竜だけが被った小さな絶滅イベントだと考えられてきた。

三畳紀ジュラ紀の海は魚竜の天下だったが白亜紀になると多様性が急減。

わずかに残ったものもセノマン期末に滅んだ。

最後の一撃を加えたのはモササウルス類などとの競争。

あるいは中心的食料のベレムナイトの急減など唱えられた。

 

しかし最新の研究で前期白亜紀の魚竜の多様性は低くないことが判った。

多様性が細っていたせいで小規模イベントでも絶滅したという説は再考を迫られた。

 

著者らはラウプ的な進化生物学の手法で魚類の進化史を分析。

大きな絶滅イベントはセノマン期初期に起こったことが判った。

セノマン期初期に環境変化で多様性を減らしその後2番目の打撃で消えたらしい。