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miosn's blog

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恐竜博2016でアシリサウルスを見た

昨日、上野の国立科学博物館で「恐竜博2016」を見てきた。

会場に入って最初に展示されていたのがアシリサウルス。

恐竜ではないが恐竜に近いなかま、という微妙な立場の動物だ。

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アシリサウルスが新種としてネイチャー誌に報告されたのは2010年。

標本はタンザニア南部のルフフ盆地にある中期三畳紀の地層から発掘された。

分岐分析の結果、恐竜には入らないが一回り広い恐竜形類には属すると分かった。

シレサウルス科という植物食傾向がある恐竜形類の一群の存在も浮かび上がった。

 

その後、2012年の調査で骨盤や四肢を含む保存の良い追加標本が発見された。

それをもとに復元されたのがこの全身骨格だ。

 

展示ではエオドロマエウスとエオラプトルが並んでいて比べられる。

太ももの骨が骨盤にはまり込む穴(寛骨臼)が貫通していない。

上腕骨の肩側の後ろにある出っ張り(三角胸筋稜)の長さが3分の1もない。

これらはアシリサウルスが恐竜でない証拠だ。