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miosn's blog

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恐竜博2016でチレサウルスを見た

一昨日、上野の国立科学博物館で「恐竜博2016」を見てきた。

ここでなんとチレサウルスの骨格が日本初公開されている。

ちがう種類の恐竜をつぎはぎしたように見える珍妙な植物食恐竜だ。

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チレサウルスは昨年6月ネイチャー誌に記載されたばかりの新種の恐竜だ。

チリ南部のアイセン州に分布する後期ジュラ紀のトキ累層から産出した。

 

腰の骨を見ると恥骨と坐骨が平行で鳥盤類恐竜に見える。

足首と足は基部的竜脚形類に似ている。

くびとせなかの骨の脇には獣脚類恐竜のように空洞がある。

磨り減った歯は植物食を示す。

 

研究チームはプレスリリースで「カモノハシ」みたいだと評した。

異なった種類を一緒にした動物に見えるからだ。

だが会場にある産状展示のとおり一体の動物だ。

 

これらの特徴はテリジノサウルス科の混乱の歴史を思い起こさせる。

分岐分析でチレサウルスは基部的テタヌラ類だと出た。

しかしブートストラップ値が低く系統的位置は危うい。