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miosn's blog

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恐竜博2016でイーを見た

3日前、上野の国立科学博物館で「恐竜博2016」を見てきた。

いちばん名前が短い恐竜として話題になったイーも展示されていた。

皮膜を支える謎の骨がありムササビのように滑空した羽毛恐竜だ。

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イーも昨年4月ネイチャー誌に記載されたばかりの新種だ。

産地は中国河北省青竜満族自治県木頭凳(展示ラベルの遼寧省は間違い)。

髫髻山累層という中期ないし後期ジュラ紀の地層から発見された。

 

著者らが"Styliform element"と呼ぶ手首から伸びる長い骨が注目だ。

他の恐竜には見られず、ムササビの針状軟骨とよく似ている。

骨の周りには繊維状の毛をともなう皮膜が残っていた。

著者たちはこの骨が皮膜を支えたと考えイーが滑空動物だったと結論づけた。

 

同じ号にはイーの滑空能力を疑う意見も掲載された。

飛翔起源の滑空説と地上説の対立が再燃しそう。

 

展示は精巧なレプリカ。

私はどの骨が何に当たるのか自信を持てなかった。

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