miosn's blog

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恐竜博2016でクリンダドロメウスを見た

4日前、上野の国立科学博物館で「恐竜博2016」を見てきた。

愛くるしい生態復元といっしょに展示されていたのがクリンダドロメウス。

恐竜のご先祖さまがすでに羽毛を持っていた証拠となる植物食の羽毛恐竜だ。

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クリンダドロメウスは一昨年7月サイエンス誌に記載されたばかりの新種だ。

産地はシベリアのザバイカリエ地方チェルニシェフスク地区クリンダ。

中期ないし後期ジュラ紀のウクレイスカヤ累層基部から産出した。

 

身体の周りにはくっきりと羽毛の痕跡が残っていた。

近年、羽毛恐竜化石は多いが鳥盤類の羽毛恐竜はたいへん珍しい。

竜盤類も鳥盤類も羽毛があるということは共通祖先にもあった可能性が高い。

 

鳥盤類のプシッタコサウルスの一種やティアニュロングにも羽毛の証拠があった。

しかし本種の羽毛は体の部分によって構造が違うなど鳥の羽毛とよりよく似る。

鳥盤類の「羽毛」をコラーゲン繊維と見る説や独立進化と見る説への反論となった。