miosn's blog

1日400字以内

日本初のカリコテリウム類が発見された?

カリコテリウム類は指先にカギ爪を持った絶滅巨獣だ。

前脚と頸が長いプロポーションも独特だ。

分類学的にはウマやサイの仲間(奇蹄類)に属する。

日本初のカリコテリウム類の化石が発見されたそうだ。

f:id:miosn:20160325225255j:plain

 

標本はカニサイの右大腿骨として長らく岐阜県博物館に保管されていたもの。

岐阜県可児郡御嵩町中切番上洞の平牧層下部(前期中新世)から発掘された。

 

信州新町化石博物館の半田直人専門員らはこの大腿骨を再調査。

大転子、小転子、第三転子、滑車などの特徴からサイ科でないことが分かった。

様々な分類群との比較からカリコテリウム科スキゾテリウム亜科と同定された。

 

気になるのがイチノヘサイの立場。

岩手県二戸郡一戸町沼山の四ツ役層(前期中新世)から発掘された大腿骨だ。

当標本との比較でサイ科とされている。

f:id:miosn:20130911115122j:plain

 

国立科学博物館にカリコテリウム類のモロプスが展示されている。

こんな動物が1800万年前の日本を歩いていたと思うと身震いする。

f:id:miosn:20160325170523j:plain