山形県立博物館で化石展を見てきた
昨日は山形県立博物館の企画展「化石―太古の不思議な生き物たち―」を見てきた。
ヤマガタダイカイギュウの実物化石を見られたことに感動した。
ヤマガタダイカイギュウが発見されたは全国的な小雨にみまわれた1978年夏。
山形県大江町の最上川河床に露わになった化石を2人の小学生が見つけた。
体前半部がほぼ残っていて、1986年にダイカイギュウの新種として記載された。
産出層凖は約1000万年前(後期中新世)の本郷累層橋上砂岩部層だ。
企画展ではヤマガタダイカイギュウの実物化石が展示されている。
前肢の指の骨は矮小化していてダイカイギュウ類の手の謎へのヒントになる。
歯のないステラーダイカイギュウと違ってしっかり磨耗した歯がある。
なお企画展示室は撮影禁止で上の写真は常設展のものだ。
ついでに仙台のkoboスタ宮城にも足を伸ばして「恐竜博」を見てきた。
春休み期間で小さな子どもたちで溢れていた。