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miosn's blog

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恐竜時代の海鳥はクビナガ竜の餌食だった?

クビナガ竜の攻撃から生き延びた太古の海鳥という面白い記事があった。

ヘスペロルニスをクビナガ竜が狩っていたはじめての直接証拠だという。

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標本はイェール大学ピーボディ博物館が所蔵するヘスペロルニスの脚の骨。

古病理学が専門のブルース・ロスチャイルドらは骨に奇妙な奇形を見つけた。

関節部に変形があり、表面には3本の凹みが等間隔に並んでいた。

X線検査でも密度の異常が見られ何者かに噛まれたのちに治癒した跡と分かった。

 

ヘスペロルニスは後期白亜紀の北米にいた後ろ足で泳ぐ無飛翔性の海鳥だ。

産地のピア頁岩からはモササウルス類やクビナガ竜類などの化石が出ている。

 

著者らは傷痕をさまざまな化石の顎と比較し噛み傷をつけた犯人を絞り込んだ。

歯の大きさと間隔からポリコティルス科と呼ばれる頸の短い首長竜だと分かった。

 

これまでの証拠は死骸の噛み痕や胃内容に限られ捕食か腐肉食か分からなかった。

治癒した傷により捕食関係が判明した。