miosn's blog

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ネアンデルタール人が父親の混血男児はできなかった?

ネアンデルタール人Y染色体の一部が解読された。

父親がネアンデルタール人の混血男児が生まれなかった可能性があるという。

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これまで完全ゲノムが解読されたネアンデルタール人5人は全員女性だ。

スタンフォード大学などのチームはネアンデルタール人Y染色体の解読した。

標本は約4万9000年前のエルシドロン(スペイン)遺跡から産した男性の骨だ。

 

系統分析でネアンデルタール人Y染色体は全現生人類の外側に位置した。

現生人類Y染色体ハプロタイプの中でもっとも基部的なA00よりさらに基部的だ。

分岐年代は約58.8万年前と推定された。

 

著者らはツールを使ってY染色体の中で機能に影響がある変異を洗い出した。

そのうちの一つは母体免疫応答を誘導する抗体を作る遺伝子だった。

ネアンデルタール人Y染色体を持つ男児が流産になったことが示唆される。

これが両種の生殖隔離をもたらしたのではないかと著者たちは提唱した。