miosn's blog

1日400字以内

白頭山は噴火するのか?

歴史上で最大の噴火の一つが西暦946年前後にあった白頭山の噴火だ。

朝鮮半島の付け根にある白頭山の火山灰が東北日本にも降り積もった。

だが北朝鮮と中国の国境という悪条件のためにこの火山の研究は進んでいない。

 

2002年から2005年にかけて白頭山火山性地震が頻発して緊張が走った。

北朝鮮政府も科学的調査の必要を感じたらしい。

2011年に海外の研究者たちを招いて共同研究が始まった。

f:id:miosn:20160418224205j:plain

 

チームは2013年夏から2015年夏にかけ、6つの最先端の地震計を設置した。

得られたデータのレシーバ関数解析から、白頭山地下の構造が推定された。

火口から少なくとも20km離れたところまで、地殻の部分溶融が示唆された。

マグマ溜まりの大きさは不明だが大規模な火山活動が続いているのは確かだ。

 

白頭山は沈み込み帯から離れすぎていて、どこからマグマが来るのか不思議だ。

地下のスタグナントスラブに隙間が見つかるなど気になる研究もある。