大阪の「生命大躍進展」を見てきた
一昨日、長居にある大阪市立自然史博物館に行ってきた。
「生命大躍進展」の大阪会場を見るためだ。
バージェス頁岩の化石や最古の四足動物上陸跡などの展示に興奮しっぱなしだった。
「生命大躍進展」は昨年夏の東京会場から始まった巡回展。
すでに国立科学博物館の東京会場を3回訪れて見ている。
大阪会場のほうが照明が明るく、標本を詳しく見ることができた。
凄いのは、バージェス頁岩の有名な化石がずらりと勢揃いしていること。
1990年代初頭に『ワンダフル・ライフ』が日本でもベストセラーになり有名だ。
1994年には『生命40億年はるかな旅』や『ジーンダイバー』で紹介された。
なお、オパビニアの標本だけは近年発見された新産地のマーブルキャニオン産だ。
所蔵もカナダ地質調査所であり展示ラベルは間違い。
四足動物の上陸が淡水でなく海からだった証拠の化石も展示されている。
『手足を持った魚たち』の原書第二版は書き換わっている。