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miosn's blog

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生命大躍進展でハルキゲニアを見た

先月、長居の大阪市立自然史博物館で「生命大躍進展」を見てきた。

はじめは上下と前後が逆さまに復元されていたことで有名なハルキゲニアもある。

去年、新しい復元が発表されて話題になった。

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展示されているのはウォルコット採掘場から発掘された追加標本。

全長2センチに満たない小さな化石で、以下はネイチャー誌に載った顕微鏡写真

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昨年5月放送のNHKスペシャル生命大躍進でも復元CGが紹介されていた。

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昨年6月、新標本をもとにしたハルキゲニアの再記載がネイチャー誌に発表された。

細長い頭部の先には一対の目があった。

はじめ頭部だとされた膨らみは腐敗して流れ出た体液の染みだった。

 

なお、初めて復元の前後が正されたかのような報道が多かった。

実際は1990年代初頭に澄江で近縁種化石が出てから正しい向きになっている。

 

口腔には円い構造があり、続くのどには針状の歯が並んでいた。

これらは脱皮動物類の共有派生形質らしい。

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