miosn's blog

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生命大躍進展でマルレラを見た

先月、長居の大阪市立自然史博物館に行って生命大躍進展を見てきた。

派手な頭部背甲をもつ小さな節足動物、マルレラ(マーレラ)も展示されていた。

仲間はぞくぞく報告されてきているが、節足動物の中での系統的位置は不明のままだ。

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展示されているのはマルレラの背側が保存された標本。

当初は腹側を見せる標本が展示されていたが東京会場の会期中に入れ替えられた。

昨年5月放送のNHKスペシャル生命大躍進でも復元CGが出てきた。

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バージェス動物群の節足動物のうちマルレラはブラドリア類に次いで2番目に多い。

脱皮している最中に化石化した標本すら報告されているぐらいだ。

2番目の「触角」は海底のエサを掃き寄せるのに使ったとされてきた。

最新の復元ではこの付属肢は遊泳に使うパドルだったと解釈されている。

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近年ドイツ以外にチェコ、モロッコ、英国からもマルレラ形類が報告されている。

分岐学の手法が導入されているが系統位置は定まらない。

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