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miosn's blog

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「生命大躍進」とアラルコメナエウス

生命大躍進

昨年5月に放送された「NHKスペシャル生命大躍進」。

その中にアラルコメナエウス(アラルコメネウス)の復元CGが出てくる。

比較的マイナーな印象の動物で、大阪の「生命大躍進展」には出展されていない。

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アラルコメナエウスはバージェス動物群の中でも非常に稀だった。

1981年、本種を大量に含むバージェス頁岩の新産地が発見された。

それらの化石をもとにした研究結果が発表されたのが1999年だ。

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アラルコメナエウスが一躍有名になったのは2013年。

中国澄江の保存の良い化石で本属の神経系が研究されネイチャー誌に載った

神経形質の分岐分析で、本属を含む大付属肢類は鋏角類に含まれた。

NHKのCGのモデルは澄江の種だ。

 

だが、より広範な形質の分岐分析では大付属肢類は節足動物のステムに位置した。

神経の研究で鋏角類になったのは根付けの問題(外群が不適)らしい。

 

「生命大躍進」には「三葉虫」も出てくるがモデル種が分からない。

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